FLAT OUT 155

すばらしき仲間たちとの休日

2012年4月8日

去る3月25日、敬愛してやまない我がアルファロメオの仲間が主催する
ツーリングに参加してきた。

まずはTOYOターンパイクでの無礼をお詫び申し上げたい。
加えてジュニアザガート1300、156 V6、R.Z、各車ドライバー殿に
我がアルファロメオ155の追越を許していただいたことお礼を申し上げたい。

しかしあの追越には速く走りたいという欲求よりももっと重要な理由があった。
我が2.0ツインスパークはターンパイクのような登りでは
常に5,000rpm以上にエンジン回転を保っておかないとすぐに失速してしまう。

また同日快く我が155を迎えてくれた仲間にもお礼を申し上げたい。

しかしターンパイクでの快走と同時に我が155にトラブルが発生していた。
今年になってから左後ろのブレーキ周辺から摺動音がしているのは知っていた。
ただホイール越しに見るブレーキパッドは山は残っている。
ローターがもうそろそろ交換時期かというところで
パッドの「あたり」が悪く様子を見ていたのだ。

このツーリングを終え、国立府中ICに着いたころ、
摺動音が大きくなったので、帰宅してジャッキアップ
ホイールを外してみたら内側のパッドの山がなくなっていた。

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で結局、今日工場に入庫した。
今度の週末には完成していることだろう。
アルファロメオデイにも参加申し込みをした。

理不尽なモラルが横行している勤務先にウンザリしている
ここ最近だが、こうして仲間たちとイタリア車たちに
なんとか救われている。これはとってもありがたいことである。
いつか皆に恩返しができるよう日々精進していきたい。

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# by kodairaracing | 2012-04-08 21:58 | アルファロメオ155

春の装い

2012年4月2日

この数日でようやく窓を開けて走ることができるようになった。
私はこの時期初めて窓を開けて走る時、春の到来を感じる。

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春が来たということで、
我がフィアットプントエヴォのタイヤを冬用から夏用に交換した。
プントが納車されたのが昨年10月末。
その1か月後には冬用タイヤを取り付けたので
夏用タイヤで走るのはおおよそ4か月ぶりとなる。

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ただ今回取り付けたのは純正のスチールホイール、
175/65R15ミシュランタイヤの組み合わせではなく、
「ダイナミック」という上位グレードに標準の
アルミホイール、185/65R15グッドイヤーを取り付けた。

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納車後、我がプントエヴォを買った販売店に
余っていた1セットを格安で譲ってもらっていたのだ。
このセットを装着した印象は
タイヤの外径が大きくなった分、フェンダーとの隙間が
狭くなったため、見た目がややスポーティーになった。

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交差点でハンドルをきる。
不当な重さはなく、タイヤのワイド化でキビキビ感が
失われることが無かったことに安心する。
幹線道路で加速する。
安定感が増している。デュアロジックが小気味よく変速。
175/65R15ではやや小径だったのか、
以前はせせこましくエンジンだけが回転を上げ、
やや加速が追いつかない感じだったが、
この新セットにしてからリニアに加速する。
このタイヤが本来のスタンダードのように思う。

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シルバーメタリックのホイールキャップは
繊細なマルチスポークタイプで実にフィアットらしいデザインだ。
一方今回取り付けたアルミホイールはグレーメタリックを基調とした
カラーリングでクルマがスポーティな印象になる。

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あと久しぶりに四谷の某雑貨店で
神聖なるエンブレムを購入した。
センターピラーとリアハッチに貼り付けた。
次は私が最も尊敬するクルマ友達にデザインしてもらった
ストライプをボディに走らせる予定だ。
これで美しい結晶塗装とクロームの組み合わせの
アバルト製のマフラー、
ほんの少し減衰力を高めたショックアブソーバーでも
あればとても面白いクルマにできるのに。

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# by kodairaracing | 2012-04-03 21:57 | フィアットプントエヴォ

取り戻す その1

2012年3月20日

昨年の大震災の一週間前、
取引先の社長と箱根にドライブに行く約束をしていた。
しかし3月11日にあの大地震が発生しそれどころではなくなった。

あれから一年が経過した。
今日は朝9時に家を出た。件の社長と一緒ではなく一人だが、
思いのほか道路が空いていたので箱根に行くことにした。

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東名高速は厚木まで渋滞。
第三京浜、横浜新道、西湘バイパスで小田原を目指す。
茅ヶ崎付近の国道一号は相変わらず渋滞している。
この付近は24時間365日常に渋滞しているように思う。
そんなに渋滞していたいのなら死ぬまで渋滞していろといいたい。
横浜新道から西湘バイパスを強制接続してほしいのは
私だけではないはずだ。

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怒りの矛先の見つからない渋滞を抜け出し、
小田原のTOYOターンパイク入口に着いた。
談笑しているリッターバイクのライダーが数人、
ホンダS2000の一台が休憩所にいた。
休日の割には台数は少ない。

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700円を払い、1st、2nd、3rdとシフトアップ、
3rdで緩やかに踏み込んでいく。
2台のハイブリッドカーを追越した後は前走車は
皆無で、久しぶりにFLATOUTで走ることができた。
雪は路面はもちろん、山肌にも無く、
思う存分にターンパイクを堪能した。
やっとさっきの渋滞のフラストレーションが
吹き飛んだ。大観山で休憩して芦ノ湖スカイライン、
湖尻、仙石原、乙女峠を抜け、御殿場の例のシェルで給油。

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東名で帰ろうか迷ったが、御殿場市内のアウトレット渋滞、
138号線の渋滞が無かったので、山中湖経由で中央道を目指す。

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帰りは幸い小仏トンネルも混む直前で、一気に八王子まで下る。
国立府中で高速を下り、国分寺を抜け帰途につく。
ふと信号待ちで思い出した。
そいうえば一年前、大震災のせいで昨年の箱根ドライブがなくなった。
なんか大震災に対してひとつリベンジをすることができたように
思えた。これでひとつ取り戻した。今年はまだまだ取り戻すつもりだ。

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# by kodairaracing | 2012-03-20 21:21 | アルファロメオ155

ひとり 一人 そして独りぼっち

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花芽吹き
虫目覚め
鳥さえずる
春近し

恋人たち
子供たち
笑顔が行き交う
いつも通り

そんないつも通りを
俺とアルファロメオは
3rdギアで緩やかに
加速していく



いつも俺は独り
だから
ツインカムの音
いつもの珈琲の味
誰も知る由は無い

駐車場脇の
街灯に灯りがつく
オメガが5時を指す

またこんな風に
休日が終わりを告げる


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# by kodairaracing | 2012-03-18 16:30 | ハンサムGT

155再観察

2012年はどんな年だろう?
実は今年2012年の8月でアルファロメオ155がデビューして20年になる。
こんなことアルファロメオ愛好家であっても
155に関心のない人々にとってはどうでもよいことだろう。
しかし155に興味のある極少数の人々に向け、
オーナーならではのレポートをしようと思う。

アルファロメオ155は主に前期と後期に分かれる。
我がモデルは後期のワイドボディ、
フィアット製シリンダーブロックと
アルファロメオ製ヘッドを持つ
2.0リッターツインスパークエンジン搭載のタイプだ。

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このワイドボディは当時DTM、BTCCなどに参加していた
レース部門からの要請で設計されたデザイン。
ブリスターフェンダーが特徴だ。
タイヤサイズは205/45ZR16(ランチアデルタインテグラーレ
の一部モデルと共通サイズなのは意外と知られていない。)

BTCC車両はこのフロントバンパーの下にさらにチンスポイラーが取付られるが、
当時はレギュレーション違反ではと取沙汰されたほど強かった。
(結局、前方にせり出して取り付けるのが禁止された。)

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サイドビューを見ると、ウインカー直後より伸びる
ドア下半分が奥に見えるプレスラインがある。
これはこの155のデザイナーであるエルコーレ・スパーダが
よく使う手法で、古くはランチアフラビアザガートクーペ、
有名なものではアルファロメオSZ、TZ1など
彼がザガート黄金期にデザインした傑作車にも同じラインを見ることができる。

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後方から眺めるとスパーダのデザインの特徴である、
前方からのショルダーラインから一段キックアップしたラインが
トランクに見られる。ここがスパーダデザインの妙で、
155ならではのリアの重量感を実現し、
実用的なトランクスペースを生み出している。
さらにFFでありながらリアエンドに力強さを持たせてもいる。


次にエンジンを見てみよう。
アルファロメオ製シリンダーブロックではないことを
揶揄さえされるフィアットスーパーファイア、ツインスパークエンジンだが
見るべきところはそこかしこに存在する。

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このインジェクターに繋がる燃料レール、吸気マニフォールドには
WEBERの刻印が記されている。このマニフォールドは金属製で
インジェクションでありながら、キャブレターのような吸気音は
後に156、147に搭載されるツインスパークエンジンには無い特徴だ。
特に低回転から負荷をかけてアクセルを踏み込むと
「ゴロゴロ~」と吠える様はアルファサウンドを十分に再現している。

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サーモスタット周辺を見る。スロットルボディ周辺にも
冷却水を循環させるパイプが走っている。

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さらにインジェクター上部からリザーブタンクへと冷却水がフローする
仕組みができており、さらに写真はないがオイルフィルター取付け部にも
冷却水が回り、微力ではあるがオイルクーラーの役目を果たしている。
(冷間時には適温になるよう加温する役目も果たしている。)
この複雑な冷却水の循環システムは
エンジン補機類も同調して温度管理しようとする設計者の思想が
現れているアルファロメオらしい特徴だ。

オイルレベルゲージの取っ手のクアドリフォリオ。これも好きな部品だ。

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最後にインテリアを見よう。これが新車当時の
純正オーディオが取り付けられた状態だ。
上からエアコン吹き出し口、
エアコンコントロールパネル、
デジタル時計とアルファロメオコントロール
(半ドア警告や冷却水量、オイル量、各ランプ球切れ警告など
非常に役に立つパネルだ。)
灰皿があって、一番下に純正オーディオが着く。
(カセットFM・AMオーディオでケンウッド製、
カセット挿入口の蓋にALFAROMEOのロゴが
タンポ印刷されており、CDチェンジャーが
トランクにセットされる。)

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そしてメーター回りだ。この155はすでに91,000㎞を
走破している。このメーターの照度はコラム上にある
ダイヤルで調整できる。スピード計と回転計を囲むように
水温、油温、油圧、燃料計が並ぶとてもスポーティーな
メーターが今では小さいナセルにコンパクトに収まる。

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ポピュラーなジュリアシリーズ、75シリーズ、916シリーズ、156、
147などと比べると地味な155だが、アルファらしい設計が
そこかしこに見受けられる快速ベルリーナなのだ。
有名な話の一つに155はフィアットテンプラ、ランチアデドラと
モノコックフレームを共用している。よって155のボディパネルは
走行時、路面からの応力を受けにくい設計となっている。
剛性不足という表現もあるが、モータースポーツ関係者からは
FFらしからぬコントローラブルなハンドリングは155の特徴らしい。
特に高速コーナーでマイルドにリバースステアに移行する特性は
前ストラット、後トレーリングのシンプルなサスペンションで
良く実現できたものだとレース通をうならせるし、
モータースポーツでの活躍が実際にそれを証明している。

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しかしそんなベルリーナも生存数が激減している。
あなたがもし街で元気な155を見かけたら、
ぜひエールを送って欲しい。

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# by kodairaracing | 2012-03-04 19:25 | アルファロメオ155