FLAT OUT 155

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新年、信念そして155のボンネット

家内が井戸端会議でこんなことを云ったそうだ。
「主人は曲がったことが大嫌いなんです。」

車庫に停めてある我がアルファロメオ155を見た
近所のご婦人達は大笑いしたそうだ。
「ご主人のお車は全く曲線がないものね。」

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しかし誤解なきよう、私は伝えておきたい。
この世で曲がっていても許されるのは
ワインディングロードと美しい女性そしてスポーツカーの
ボディラインであると。

私は出向で運営・技術指導を請け負っていた
カーディテイリング工場を今週限りで出向の任を解かれ
出向元の工場に来週から戻ることになった。

私の勤務先での評判は良くも悪くも「やり通す奴」
その取組姿勢故、新規事業立ち上げや他社との共同事業など
未知の領域、試験的事業への着任を命ぜられてきた。

新年CS放送で「沈まぬ太陽」を観た。
公開当時物議を醸した映画だ。
原作小説を連載していた週刊新潮がJALの機内から
撤去される騒ぎも起きた。

主人公は「やり通す奴」過ぎたため9年間もの海外赴任の苦渋を舐める。
しかし主人公を追い詰めたはずだった悪徳常務は幾多もの不正がもとで
東京地検に検挙されてしまう。その不正とは特定の政治家への不正献金、
業務上横領、官僚の買収である。この不正で獲得した既得権益は数知れず、
520名が犠牲になった航空事故への賠償に費やされることは無かった。

我が社は微零細企業、比べるまでもないが、
似たような現象がこの5年間連続して起きている。
役員は周囲を自分の取り巻きで固め、保身とご機嫌取りを高給でやらせる。
次の役員報酬でパテックフィリップ、バシェロン、オーデマピゲ
さあどれにしようか?早朝出勤で考えることといったらそんなこと。
とりあえず自分の任期の間取れる分だけ頂いて、さようなら。
若い世代から年金、資源だけでなく未来も奪う団塊世代。
とにかく自分のことしか考えない団塊のゴミ達。

昨年は独裁崩壊の一年、絶対が崩壊する一年だった。
私は今年は取り戻す一年にしたい。
団塊に奪われた我々の世代の未来を取り戻すのだ。

私が4年間創り上げてきた工場が
結局は会社間の利害の不一致で顧客の手から奪われてしまう。
だから今年はそれを取り戻す一年にしたい。

私を虐げた同期社員、
私の仕事をことごとく妨害した出向先の部長、
私に無礼でいつづけた出向先の社長、
これらの者たちは私が手を下すまでもなく、解雇、降格、解任と
自ずと破滅の道を進んでいった。

映画の主人公とこんなにシンクロしたのは初めてだった。
映画を観終わり、外に出て眺めた我が155のボンネットは
あまりにもまっすぐだった。
「私もこうありたい」そう思った新年の朝だった。


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by kodairaracing | 2012-01-12 01:43 | ハンサムGT