FLAT OUT 155 | |||||
2011年8月6日 つい一昨日のこと、建築関係とおぼしき御仁の ビッグスクーターが我がアルファロメオ155の 運転席側のミラーにヒット。 ミラーはカバーが中央分離帯に飛び、 ミラー部分は行方不明。無残な姿になってしまった。 私は渋滞の中にいたので、スクーターは逃走した。 ナンバーなど控える間もない出来事だった。 会社までの道すがら、いろいろと思いがめぐるが ひとつ確かなことは、155のミラーは欠品状態だと いうことだ。ミラー部分はまだ四谷の某雑貨店で 入手できるが、ミラー本体となると入手は困難だ。 とりあえずヤフーオークションで探してみる。 不幸中の幸いとはこのことか、あったのだ。 迷うことなく即落札価格で落札した。 155は解体車が売りに出されると大方、 運転席周りのドア周辺部品から売れていく。 特にドアミラーは希少である。 中古品ドアミラー ¥15,000(送料込) ♯130ロッソアルファタッチアップペイント ¥1,260 混合パテ ¥980 (褪せたロッソアルファが懐かしい中古品ドアミラー。このカバー部分は 次回正式にペイントする時まで取っておこう。) 事故直後躊躇することなく、回収した ミラーカバーをまずは修復する。 (届く予定のドアミラーをそのまま取り付けるのが 一番簡単だが、「色」を合わせたくて、今までの カバーを使うことにしたのだ。) 実はこの155を購入したときから このミラーは不具合があったのだ。 前オーナーも破損した経験があるらしく、 修復跡があったのだ。 しかしそれは中途半端なもので カバーの一部は欠け、 台座にしっかりと固定されてはいなかった。 全塗装した時もとりあえずそのままの状態で 塗装がされただけだった。 8月4日 混合パテで欠けた部分を造形していき、 パテが乾燥後、サンディングしていく。 8月5日 ♯130のロッソアルファで簡易補修ペイントをする。 欠けた箇所が根元の影になる部分だったので、 目立たずに済んだ。 8月6日 出品者からミラーが届く。 1997年式TS48,000km走行の解体車からのものだ。 分解し、修復したカバーと新品のミラーパネルを 取り付け、155のドアに取り付ける。 ミラーの分解は ①プラスチックの爪と両面テープで止まっている ミラーパネルを台座から丁寧に剥がす。 (台座を破壊しないように注意) またミラーヒーターの配線も抜くこと。 ②大小ネジが見える。外側のカバーを止めている小さい ネジを緩めて、カバーを外す。するとダイキャストの フレームがむき出しになる。外気温度計のセンサーの 配線も抜くこと。 ③大きいネジを緩め、黒いプラスチックの台座を 外す。このとき根元のとがった部分を破損しないよう注意。 ④ドアミラー本体はミラー根元部分の内装パーツを 取り外し、(はまっているだけ慎重にこじれば外れる。) 3本のネジと配線コネクターを抜けば取り外せる。 以上のように作業を行った。 作業が終わり、我が155の修復の課題項目が一区切り ついたことに気が付いた。2008年10月に購入してから もう2年と10ヶ月が経とうとしている。3年かかって ようやくここまでたどりついた。 まあまたどこかを直さなければならない日々は続くだろうが、 我が155はよみがえった。 当て逃げされたのも、あとここを直せば完成なのだからという 155からのメッセージと受け取ることにしておこう。 しかし155のドアミラーはミラー面積のわりに 図体がでかく、狭いところでは気を使う。 ヴィタローニのカリフォルニアミラーがうらやましく 思えたことが何度もある。 さてもうすぐお盆休みだ。どう過ごそうか。 にほんブログ村
by kodairaracing
| 2011-08-08 08:38
| アルファロメオ155
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